Google Android についての勉強メモを書き始める

各種blogや仕事でいじったりしてて集めた情報を、後からの参照用にまとめておくと便利になるので、ぼちぼちと書いていこうかと思う。勉強にもなるし。

なので、基礎から順に書いていくことになると思います。

カバー範囲は、SDK でのアプリ作成から、git レポジトリのソースコード取得、native プログラム作成、ADP1(Android Dev Phone1)くらいで。

※こちらのサブアカウントで出直ししてます。

Android SDK の準備 (Windows)

Java SDKのダウンロード・インストール

Eclipseのダウンロード・インストール

Android SDKのダウンロード・インストール

EclipseへのADTプラグインの導入


ここまでで最低限アプリケーションを開発する環境は揃う。
ただし、作ったアプリケーションをMarketで公開することまで考えると、署名するための環境構築などがまだ必要。が、とりあえずそれは後回し。

Android ソースツリーの取得

アプリの作り方もとりあえずすっ飛ばします。Windows だけでソースの取得・ビルドする環境を作るなんてやってられないので、VMLinux(Ubuntu)環境を作ってその上でソースコードを取得します。

Ubuntu VMの導入

  • VMware Workstation Player | VMwareからVMWare Playerをダウンロードしてきてインストールする(インストール後再起動が必要です)
  • Homepage | Ubuntu Japanese Teamから日本語 Remix VMware仮想マシン(私は8.04LTSを選択)をダウンロードしてきて展開し、適当な場所に置く
    • 日本語 Remixを使うのは、ディスクの空き容量がたっぷりある設定がされているVMのため
  • VMを起動し、初回起動時の手順に従ってユーザを作成したり、パッケージをアップデートしたりする
    • open-vm-tools が 8.10 ではうまく動作しないようなので、vmware-tools を持っていない人は 8.04 から 8.10 へのアップグレードはしない方が良いです
  • メニューのトラブルシューティング→メモリ割り当ての変更で、最低1024MB以上のメモリ割り当てに変更した後、Ubuntuを再起動する
    • VMに割り当てられたメモリが少ないとAndroidのビルドに非常に時間がかかってしまうので、多くしておくことが望ましい
      • vmxファイルの中の数値をエディタで書き換えても良い

ソースコードの取得

インストール手順レベルの英語くらいは読めないと先々すぐに詰まることになるので、日本語で細かく手順を記載しない。

  • 再起動後ログインし、http://source.android.com/の手順に従って必要なソフトをapt-get(もしくはパッケージマネージャ)でインストールしていく
    • 最新版のソースツリーだと大丈夫かもしれませんが、JDK 6ではビルドがうまくいかないということがあったので、JDK 5系を入れた方が無難かもしれない(たぶん JDK 6系でも大丈夫だと思いますが)
    • SDKでのアプリ開発だけなら、Eclipse 上でたいてい作業できますが、ソースコード取得・ビルドの領域までくると、端末エミュレータ上でのコマンドライン操作が普通に出来るようにならないとやってられません
  • http://source.android.com/の手順に従ってrepoを取得する
    • repo取得後に source コマンドで ~/.profile を読み込みなおしてください。そうしないと、~/bin にパスが通りません
      • % source ~/.profile
  • 手順に従ってrepoを使ってソースを取ってくる
    • 途中でユーザ名、メールアドレスを設定しろと言われるので設定する


ここまでで generic なソースコードの最新版を取得することができる。